「とりあえず大手媒体(〇〇ナビ)だけに登録」という考えに問題はないのか?

「とりあえず大手の媒体だけに登録」という思考に問題はないのか?

人材紹介会社(以下エージェント)の数は、長期的に増え続けており、リーマン・ショック後の2011年から2018年にかけて約4倍に増えています。

 

ためしに「転職」に関連するGoogle検索を行うと、膨大な検索結果と広告が表示され圧倒されてしまいます。そのような検索結果を目にし、とりあえずは上位の数ページで登録した、という方はかなりの数を占めるのではないでしょうか。

 

多くの転職検討者の方が行っている、「とりあえず大手の媒体に登録」という思考方法は、果たして正しいのでしょうか?今回の記事では、この点を詳しく見ていきます。

 

「とりあえず大手」というエージェントの選び方は半分正解/半分間違い

 

結論からお伝えすると、とりあえず、「大手の紹介会社」、「大手の人材紹介媒体(〇〇ナビなど)」に登録するという思考は、半分正解で半分間違っています。

 

理由を順に追って説明します。

 

「とりあえず大手のエージェント」という選び方が正解の理由

大手のエージェントは膨大な数の案件情報を保有しています。中小規模のエージェントが持っていない案件情報を保有している可能性があり、この点では大手の人材紹介会社および媒体に登録するメリットがあるでしょう。

 

「とりあえず大手のエージェント」という選び方が間違いである理由①

ただし、気をつけなければならないのは、案件数を保有しているからといって、あなたがその案件情報を閲覧できるかはわからない、ということです。

 

案件情報を閲覧できるかはわからない、その理由は、案件情報を閲覧できるかどうかは、あなたの担当者が最終的に判断するからです。

 

人材紹介会社はどこからお金をもらっているのでしょうか?

 

ご存知の通り、採用する企業側から報酬をもらっています。つまり、ほとんどの人材紹介会社は、採用企業側を見て仕事をしています。

 

その結果、エージェントから紹介される案件情報は、あなたが「転職したい」という募集案件よりも、「転職できる」募集案件に偏りがちです。

 

採用企業側の人事の目線でも考えてみてください。

 

意欲が高いが「非・即戦力」の転職候補者よりも、単純に「即戦力」の人材をたくさん紹介してくれるエージェントと付き合いたいですよね?

 

人材紹介会社も、マッチ度も採用可能性も低い人材を紹介して、採用企業側の心象を損ねることはしたくありません。

 

このような背景があるために、大手のエージェントに登録しても、「転職したいと思える案件を紹介してもらえなかった」という方が後をたたないのです。(では、なぜわたしたちならば、この課題を解決できるのかは、後述します)

 

「とりあえず大手のエージェント」という選び方が間違いである理由②

 

そもそも担当者が転職検討者1人ひとりにかけられる時間は限られています。こう言うと「そんなことは当たり前だ」とおっしゃるかもしれませんが、これは重要なポイントです。

 

担当者が1日に使える時間が限られているとなると、「どの転職検討者にどの程度の時間を割り当てるか」という問題が発生します。

多くの会社では各担当者は売上ノルマがありますが、担当者の目線に立つと「すぐに内定が決まりそうな人材」、「年収が高い人(高いほど紹介の報酬も高い)」という人材に時間を集中して使うようになります。

 

また1人が担当する転職候補者が多すぎる、という問題もあります。

 

例えば、株式会社リクルート・キャリアの2019年度の転職決定者は約5万2,000人ですが、同社の紹介事業部の従業員数は2,981名と公表されています。事務員や企業担当などを除いた純粋なキャリア・エージェントの人数は5~7割程度でしょうから、約1,500~2,000名が担当者だと推測できます。

エージェント1人ひとりが25~35名を平均して転職させていることになりますが、ここから業界の経験的な数値である転職決定率の10%で割戻してみると、1人が担当する候補者は大体1年間に250~350名の候補者を抱えていることになります。

 

現実的な問題として、この規模の人数を丁寧に見るのは不可能です。登録された中でも内定確率がかなり高そうな人のみを見て、1ヶ月に2~3名程度に転職決定してもらう、ということが起こっています。

 

つまり、担当者の目線に立つと、最も効率が良い働き方は、経歴が良く(内定確率が高い)、年収が高い(報酬単価が高い)だけを選び、労力をかけずに転職してもらうことになるのです。

 

本当にあった笑えない事例: 書類選考率が打率ゼロから7~8割へ

 

人材紹介業の構造的な問題について、説明させていただきましたが、次は「転職強者」の利用者の方で実際にいらっしゃった方の事例を紹介します。

 

この方は、英語も堪能で大手の企業に勤める30代の優秀な方でした。転職活動を開始した当初は、ご自身でも経歴には問題なく転職もすぐにできるだろう、と考えていたとのことでしたが、現実には、書類選考に全く通らないという事態に直面されていました。

 

職務経歴書を一緒に見ながら、話をよく聞いてみると職務経歴書を書くときに従うべき原則から逸脱した書き方をしており、大変失礼ながらこれでは書類は通らないのも納得がいきました。つまり、ご自身が採用者側に知ってほしいご経験やスキルが全く伝わらないという事態に陥っていました。しかしながら、ご本人は客観的な目線で職務経歴書を書いたご経験がなかったため、何が起こっているのかを理解されていませんでした。

 

驚いたのは、私たちのもとへいらっしゃる前には、大手紹介会社の担当者からは、添削な修正意見を何も言われなかったことです。既に10社も、ご自身が興味のあった会社の選択肢を失ってしまっており、これ以上転職の選択肢の無駄撃ちすることは避けるべきとお話し、まずは一緒に職務経歴書の大幅な見直しをさせていただきました。

 

その結果、ゼロだった書類の通過率は7~8割に大きく向上しました。また面接の対策も一緒に行わせていただくことで、希望していた1社に合格することができました。結果もさることながら、職務経歴書の書き方自体を学ぶことができたことで、一生使える知識を得られたということで喜んでいらっしゃいました。

 

また、経歴に自信が無い、未経験の業界でやり直したいという方も大勢ご相談をいただいています。この場合でも、採用者目線で考えて職務経歴書を作成するというアクションは非常に有効です。例えば、未経験の業界に転職したい場合、現在の職種の経験を「直接的」につながることはありませんが、転職先の採用者から見ても「応用可能」な経験を整理しアピールすることで採用された例はたくさんございます。

 

このような観点で職務経歴書を書き直すことができるエージェントは、ほとんどいない、というのが1,000名以上の転職者を検討されている方々とお話してきた実感です。

 

最後に: なぜ「転職強者」は1人ひとりに手厚いサービスを行えるのか

  わたしたち、「転職強者」が転職検討者様一人ひとりに手厚いサービスを提供できる理由は以下になります。

  • 原因が分からずに困っている転職者様の側を向いたサービスを世に送り出したかったこと
  • エージェント1人ひとりが各業界で実務経験を持ったプロフェッショナルであること
  • 職務経歴書の見直しや面接対策などの手厚いサービス経験が豊富であること

 

ここまでお読みいただいているあなたや多くの転職候補者の方々は、「なぜ書類が通らないのか」、「なぜ面接を通過できないのか」、「紹介会社が募集案件を思うように紹介してくれない」などの理由をお持ちだと思います。「転職強者」はそんなあなたのため生まれました。

「どちらの側を向いて仕事しているのか?」と聞かれたら、全力で「転職者様の側です」と答えられる。そんなサービスを目指しています。

 

以上のビジョンは、私達のビジネスモデルとも密接に関わるものでもあります。

 

多くの人材紹介様は多額の固定費(年収が高い人員、オフィス費用、高額の基盤システム)をかけているため、高い損益分岐点を超えるための高いノルマが設定されます。そのため、転職検討者様中でも内定確率が高い方のみに時間をかけ、他の方はおざなりにされてしまいます。結果的に、多くの方が人生の新たな転機を勝ち取るチャンスを逃しています。

わたしたちは、このような状況を望みません。また、他の会社と似たような人材紹介事業を作りたいとは思いませんでした。そのような会社が新たに1社生まれても何も意味はないからです。

わたしたちには、大手のような広告媒体はありません。恵まれたシステムもありません。ただだからこそ、無理なノルマの設定もありませんし、丁寧に一人ひとりの転職者様と向き合うことができます。
そして、わたしたちは、それぞれの業界のプロフェッショナルたちが、職務経歴書の添削サービスや面接対策、中長期的なキャリアの戦略を転職者様と一丸となり考えていき、また高い内定率を出せることに確信があるからこそ、このようなサービスを提供しております。

最後まで読んでいただきありがとうございました。転職強者はこれからも、皆様のキャリアを向上させるための情報発信をしてまいります。

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