「初めての転職って結構怖い」
「我々もね22〜23歳で二社目の転職っていうところをやったと思うんですけど結構怖かった。」
日東駒専からGAFAへ転職したカズと高卒からコンサルへ転職したリョウも初めての転職はどうやらかなり怖かったようだ。
そこで今回は、1回目の転職がどうだったか、それをどう乗り越えてきたかというのを解説していきます。
2人の転職経緯


一社目の企業って300人ぐらいの中小企業みたいな感じだったんですけど、
次の会社が3万人ぐらいの大企業百倍ぐらいの規模の差で、基本高卒しかいない会社と基本大卒しかいない会社なんでレベル差が分かんないじゃないですか。
入んないと自分が他の人とどれくらいレベルの差があるからわからなかったので無茶苦茶怖かったですよ。
正直行って使いもんになんなくてクビになったらどうしようなんて思ってました。



全然逆で11ヶ月で全然評価されてなくて苦しみに苦しんで苦し紛れに辞めたっていうところなので、一社目で全然活躍できなかったです。
たった11ヶ月で辞めたし、しかも当時まだリーマンショック明けで、めちゃめちゃ市場が悪い時で有効求人倍率がまだ一倍を切っている時。
そんな状態でノースキルの辞めた第二新卒が転職成功するのか?めちゃめちゃ怖くて、腰が重くなるうえに、辞めた後で転職活動したので結構大変だったね。



2人の転職のきっかけ

帰ってきて日本の会社でタイでやってる仕事より面白い仕事が正直見当たらなかったんですよね。

自分で作ればいいじゃんってすごい叩かれそうなんすけど、
その時の僕はそういう発想もなかったし海外行ってものすごい楽しくて帰ってきて日本ですごい嫌な言い方なんだけど出世を待つだけみたいな状態になっちゃう。
中小企業とかだと社長の顔も知ってるし役員もみんな知ってるし、任されて帰ってきて「30歳ぐらいで課長になって40歳くらいで部長になって50〜60歳くらいで役員になって」という生活もあったとしても、待つだけの会社ってつまんないよね。もっと仕事を面白くするんだったらどうしようかな。
って言って、技術系だったんで技術が強い会社に転職したいなと思ってやったのが最初ですね



梱包作業をやったりとか元々営業志望で入ったんですけど会社の状況もあったりとか色々あってとりあえず物流センターに行けと。
リーマンショックで仕事全然なくてでも辛いから辞めて、、




とにかく元々 法人営業がやりたかったんでそこの軸はブラさずに早いうちに決断した方がいいっていうことで辞めてとにかく転職活動だけにフルコミットするみたいなところにこだわってました


そこのいろんな軸をちゃんと整理しないでエイヤで決めちゃったんで正直 二社目も失敗しちゃったなっていうところもありますね




クレジットカード切ってどんどん負債が溜まってリボ払いにしてリボ払いにして、見栄っ張りだったんで今日はご馳走してやるよってクレジット切りまくってドンドン負債が溜まってくみたいなね。
リボを全部返済するのに2年くらいかかりましたね。身も心も金もどんどんすり減ってくみたいな転職活動は在職中に絶対にやんなきゃダメです。



行きたい企業にしか出さなくて僕の経歴だとそんなに受かんないから通るのって2〜3社とかなんですよね。やるだけなんで正直1ヶ月くらいで終わっちゃう。

1社目か2社目の時は書類送って3日ぐらいで1次面接来てくださいって連絡が来て、その翌々週ぐらいに面接してその日に内定をいただいたんですね。僕が海外にいたから1日に3回面接したんですよ。
早く決めないと結構困っちゃうんじゃないってことで決めてくれたから、会社側が配慮してくれて駐在してるから「早めに後任の人とか決めてもらえないといけないから早めに出してあげるよ」
みたいな感じで連絡来て最初の書類は3日ぐらい。で、内定決まったのは3週間くらい書類を送ってから。






とりあえず人がいないからすぐにでも来てくれっていういろんな要素が重なって早めに来たってのはありますね




一番重要視されるのが仲良くできるかっていう人間性。それができれば生産技術の仕事はできるから
転職して思うこと


僕は明確に良かったと思います。
何か良かったかっていうと、教育の制度がすごい良かったっていうのと、一緒にいる人のレベルが上がったっていう。
ちゃんと勉強してきてちゃんと仕事してる人。
転職の選択肢の幅が広がった中小企業から外資系のコンサルはいるんですけど、いないんですよあんまり。聞いたことない。完成車メーカーから外資コンサルだったら割といるんです。
僕が前にいた会社は少なめだったんですけど会社の名前って転職市場ではある程度重視されるかなと。

そういう意味でいくと良かったですよ。技術も学べたし次の転職への橋にもなったし。
その頃に大学院とかも行ってたんですけどホワイト企業だったんで自分のやりたいこともやれたっていう。
「フレックスを使っていいよ」みたいな形で4時ぐらいで帰ってOKだったんですごいよかったと思いますね。

一方で僕は1社目ベンチャー選んで安定志向もベンチャー怖いと。
とにかく安定した中堅企業でも大手でも何でもいいんで、とにかく安定した会社でしっかり着実に営業として成長できる場っていう風に思ってたんですけど、結構失敗だったなと思います。
中堅の保守的な伝統的な会社じゃなくて、攻めっ気のある人材業界とか広告の営業の方が向いてたんですよね。
一社目失敗しちゃったからベンチャーみたいなイケイケ系は自分には合わないのかもしれないなって思ったんですけど、
本当はそうじゃなかった自分の得意なことで実際に営業っていうものでイケイケ系の会社だったらすごいバッチリはまったけど。
そこの軸をちゃんと自分で自己分析できなかったのは反省です。

まとめ
●転職は誰でも怖い 特に1回目は不安で腰が重くなりがち
●転職で良くも悪くも環境は大きく変わる キャリアアップを見据えての転職活動を
●自己分析をすることで自身と向き合い、転職を行う上での軸を確立すること
一社目のお互い共通しているのは、転職は一回目が怖いです。
怖いのは間違いないですが、それぞれ成果を出されてうまくキャリアアップに繋げられるような軸ちゃんと持って転職できれば二社目も大成功ですし、
一方でカズみたいに、ちょっと焦って「やばいなんとかしなきゃ」みたいな、あまり自分と向き合わないでとにかく不安を払拭できるような転職っていうところで急いで焦って選んでしまうと結果的にうまくいきません。
それぞれ良い所悪い所あるかもしれないですけれども、転職活動一回目は誰でも怖いっていうところなので視聴者の皆さんもこういった二人の参考例をもとに正しい転職を進めていければと思います。
今日はありがとうございました。